p4c(=philosophy for children)スケッチ

p4c(=philosophy for children こどものための哲学)に取り組む「アトリエ はちみつ堂」の活動を通じて考えたことを記録していきます。

目標

なれないと分かっていても、この人のようになりたいと思うことがある。

 
思ってしまうのは仕方ないので、そういう時は徹底的にのめりこむしかないと開き直ることにしている。自分が変わっていくためには、「先生」のような存在が必要なのだと思う。
 
先生だったらこういう時、何と言うだろうか。人と話しているとき、後ろに先生が立っていたとして恥ずかしい振る舞いをしていないだろうか。書いた文章を先生に見せることができるだろうか。
そんなことをずっと考えている。
 
 
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どうして誰かに憧れたり、自分以外の人間になりたいと思ったりするのだろうか。自分の場合を考えてみる。
 
 
今のままではいたくない、という、自己否定的な感情がいくらか含まれている。この感情をバネに変化に向かってゆくことはできるが、それが強すぎるとあまりよい変化にならない。
 
 
先生の話し方、聞き方、書き方を知ることで「人にはこのように振る舞える可能性がある」と思うことができる。
 
自分がそのようになれるかは別として、可能性を事実として知っているだけで、自分自身や人との付き合いが変わっていく気がする。